テレワークをもっと便利に効率的に! 在宅で役立つおすすめ便利グッツをご紹介!
在宅ワーク(テレワーク)とは
テレワークとは元々情報通信技術(ICT = Information and Communication Technology)を活用した、場所や時間にとらわれない柔軟な働き方の事を指しており、プログラマーやクリエイター、フリーランス、主婦層を中心の働き方でした。
現在新型コロナウィルの自粛要請で今までテレワーカーだった人以外の方もこのような働き方が推奨され、テレワーカー人口も多くなり新しい生活様式の一つになりつつあります。
オフィスで働いていた方も、中国、韓国、アメリカ等海外とビデオチャットを使用してテレビ会議を行っていた人であれば、抵抗感もあまりなくテレワークに移行できると思いますが、そういった業務ではなかった人にとってはITC導入率の低い日本では慣れるまで時間がかかるかもしれません。
在宅ワーク(テレワーク)のメリット・デメリット
筆者も現在テレワーク2か月ほどになりますが、実際に業務をしてみて感じたメリット・デメリットをそれぞれご紹介致します。
メリット
①在宅で出来る
最も大きなメリットは在宅、すなわち家から出ずに仕事が出来るという事です。
通勤時間や出張で発生する移動時間が無いのはとても有難いです。
電車で2駅ほどでもDoor to Doorで30分ほどかかりますので、行き返り往復で1時間も1日で取られている事になります。
1ヵ月20日勤務として、20時間なのでかなりの事がこの空いた時間で出来るようなります。
読書やスポーツ、語学勉強等の時間に使えば今までやろうと思っていたのに時間が無くてできなかった人もチャレンジできるかもしれません!
どんなにお金持ちになっても時間だけは誰にでも平等に1日24時間しかありません。そんな大切な時間が増える事はメリットしかないので、有効に使う方法を考えると良いでしょう!
②直接依頼されにくい
オフィスで良くある、直依頼。
自分の机に直接来られて依頼されるので、断りたくても中々断れなかった経験がある人も多いはず。
確かに日本人の人情的には目の前で頭を下げられ「すみませんが、よろしくお願いします!」と言われてしまうと、情が動いてしまうものです。
ただそんな依頼を受けてばかりいると自分がやるべきタスク以外のタスクで1日を忙殺されてしまっている方もいると思います。
テレワークでは自分に直接会う事も出来ず、テレビ会議を設定する場合も事前に連絡が必要なので、気軽に話すという事が難しくなっています。
ですので、直接顔合わせて依頼されることが少なく、メールやチャットなどの文字ベースでの依頼になりますので、冷静に考えて断るという事もしやすくなります!
③作業を邪魔されない
作業に集中して波に乗ているときに急に話しかけられたりして集中力が途切れてしまった何てこと無いでしょうか?
仕事の依頼もありますが、それ以外の愚痴や相談、今日何食べるという雑談まで様々の事を話かけられるので、一定時間集中して作業するのも一苦労です。
コミュニケーションは大事ですが、自分が集中しているときは出来るだけほっといてほしいと思っている方は多いと思います。
テレワークの場合はそういった軽く話しかけるという事は一切無くなるので、自分が集中したいときに邪魔されないのでそういったストレスは無くなるかもしれません。
⑤時間の使い方が自由
テレワークをしていて一番感じる利点が時間の使い方が自由な事です。
仕事場にいると物理的に人と会ったり、場所を移動したりすることが必要になる為、スケジュールをきっちり決めていないと色々と問題が生じる事があります。
特にアポイントに行く際は時間を気にしながら仕事をしていないと移動時間や準備時間などが無くなってしまいます。
その点リモートワークではそういった物理的な壁が無くなるので、自由に使える時間が増えます。
自由に出来る時間が増えるので、やらなければいけないタスクだけを集中して終わらせいつもは残業していた人も定時には完了しているという事も出来るようようになります。
デメリット
①相手の感情(ニュアンス)が分かりづらい
基本的には文章でのやり取りがいつも以上に多くなり、会議に関してもZOOM等のテレビチャットを利用した画面越しになるので、相手の感情やニュアンスが少々伝わり辛い部分が出てきます。
仕事には【重要度】【緊急度】がありますが、本当の緊急時にも
「至急対応お願い致します。」
という文章になるのでそのニュアンスがつかめない場合があります。
逆に立場的に上の人からの依頼を緊急ではないのに優先してしまったり、雰囲気を読み違えて失敗してしまったり何てことも、、、
自分から伝える場合も良く考えて依頼しないとニュアンスが伝わらない事があるので要注意です。
②相談しにくい
仕事が行き詰まったり、自分では解決の難しい事が出てきてしまった場合は、職場という同じ空間にいる場合はその知識に詳しい人や、先輩上司等にすぐに相談出来ました。
「ホウレンソウ」をしっかりしよう!
と入社したての頃に教育されてきた方も多いはずです。
しかしリモートワークではその相談相手は近くにはいません。
複雑な要件の場合は文字で伝える事もかなり難しく直接話して伝えたいと思いますが、それもビデオ会議を設定るるしか方法がないので少しハードルが高くなってしまいます。
自分で抱え込んでしまう人が多くなってしまう可能性があるので、相談する場合のルールなどをあらかじめチームなどで決めておくと、相談する側もしやすくなるのでは無いでしょうか。
③モチベーションを維持が大変
誰にも見られること無く、完全なプライベート状態で仕事が出来るので、気楽ではあるのですがサボろうと思えば出来てしまうのでその誘惑に勝たなければなりません。
気分転換に自宅のデスク上にある、iPhoneやipadでyoutubeを観たり、少し読書をなんてしていたら時間をかなり使ってしまっていた何てことも!
自分で「ここまでは今日やろう」と一日のタスクを決めておくと、一日の目標が設定できてモチベーションも維持しやすくなるので、自分なりのメソッドを作って業務にあたりましょう!
④評価が完全に実績ベースになる
デメリットとして取り上げましたが一定の人にとってはメリットになります。
今まで日本的な働き方、評価の仕方には実績とプラスして【頑張っていたか】【まじめだった】など業務に携わる姿勢に対する評価も影響してきました。
しかしリモートワークの場合にはそういった姿勢を確認することが難しくどうしても実績ベースでの評価になってしまいます。
これは実績をしっかり上げていて方にとってはよりちゃんとした評価を得られるようになりますのでメリットと言えるでしょう。
しかし、実績が少なくともチームやメンバーの為に一生懸命に頑張っていた人の動きが見えなくなってしまうためそういった方の評価が落ちてしまう可能性があるのです。
このデメリットを解消する為には、そういったサポート的な業務だったメンバーにもしっかりと数字で見える目標設定をして、実績を可視化できる状態にする事です。
⑤チーム力を上げにくい
会社というのは組織、チームで動くことが殆どです。
単独で動くスーパープレイヤーもいる事は確かですが、7割ぐらいの方はどうやってチームとして成果を上げるのかという目標に向かって日々業務に取り組んでいると思います。
チームでの成果にはチームワークは不可欠。
そんなチームワークを上げる為のコミュニケーションや飲み会などがリモートワークでは中々難しいのがデメリット。
対策としては、30分でも良いので仕事以外のざっくばらんな話をするビデオ会議の時間を作ってみましょう。
軽い悩みから、今ハマっているもの等、いつも都度コミュ二ケーションを取っていた部分を時間を決めて作ってあげると良いでしょう!
在宅ワーク(テレワーク)で絶対必要なアイテム
①PC
そんなこと言われなくてというアイテムですが、ここは重要なポイントになります。
PCは必須なのですが、PCのスペックによっては自宅での作業に不向きなタイプがあるので、自宅の環境や業務に合ったスペックものを選ぶことがポイントです。
②Wi-Fi
リモートワークでは常にインターネット環境につないでいる必要があります。
契約内容を確認して通信量を利用制限を絶対に確認しましょう!
リモートワークを続けて月の終わり頃にネット回線が重すぎて仕事が出来ないという状況にならない様に事前に確認し、プラン変更が可能であれば検討し、無理であれば契約を切り替える事も検討しておきましょう!
③Webカメラ(PC内蔵であれば不要)
ノートPCであれば現行の型には殆どWebカメラが内蔵しているので問題無いですが、デスクトップPCの場合は使用しているモニターに依存してしまうので、別途Webカメラを買う必要があります。
PCがあるから大丈夫と思って、実際にビデオ会議に参加したときに自分が映らないなんて事が無いように、事前に準備をすることをお勧めします。
在宅ワーク(テレワーク)の作業効率を上げる!おすすめの便利グッツを紹介
前記3点の基本的なアイテムのほかに持っていたら効率化が望めるおすすめアイテムがありますので、ご紹介致します。
①モニター ディスプレイ
ノートPCだけでも勿論テレワークは可能なのですが、モニターディスプレイを1台購入する事をおすすめします。
モニターがあればビデオ会議をしながら、指標を開いて同時に見たり等、複数の作業を平行して行う事が可能です。
大きな画面の方がチェックしやすい、細かな情報や画像、動画などを映すことにも適しているので、自分のデスクに合った大きさのものを選ぶと良いでしょう!
②PCスタンド
今までオフィスのデスクで仕事をしていて急に家の環境になって違和感を感じるポイントがPCの高さになります。
机を買いなおすのは大変なので、PCスタンドで高さや角度調整が可能なものを選びましょう!
スタンドにはUSBケーブルや充電ケーブル、HDMIなどをまとまりやすくしてくれる機能が付いているものもありますので、デスク周りをスッキリさせることにも効果を発揮してくれるでしょう!
③キーボード
違和感と言えばキボードも気にしたいところです。
特にいつもデスクトップPCだった方が、リモートワークで会社支給のノートPCを渡された場合はかなりタッチがしづらくなっていると思います。
いつも慣れている配置やキーの高さ、硬さじゃないと通常の60%ほどのタイピングスピードになってしまう事も。
④電源タップ
テレワークをして意外と困るのが電源タップになります。
通常セッティングで必要な電源以上の数になってしまうので、使わないときはコンセントを抜いたり等の面倒がおきがちですし、スマホやタブレットを併用している場合は充電も同時に行いたいなど、電源は多いに越したことは無いです。
後からモニターやその他電源が必要なアイテムが欲しくなる可能性もあるので、今必要な電源数の1.5倍から2倍繋ぐことが可能なタップを購入しておきましょう!
⑤オフィスチェア
集中力や疲れ等にかなり影響してくるのがチェアになります。
オフィスに設置してあるチェアは基本的に仕事用なので、長時間座っていてもお尻が痛くならなかったり疲れなかったりする設計や材質になっています。
インテリアを統一するために木の椅子などを使用されている場合なお尻が痛くて長時間座っていられないはず。
業務効率化は勿論の事健康も加味して、しっかり仕事用のチェア使用しましょう!
⑥デスク照明
目が疲れる原因は暗い部屋で明るいモニターを凝視してしまうため。この部屋をモニターの光度に差があるほど目に悪いです。
通常オフィスは労働基準法で一定の光度以上になるように照明が設置されています。
しかし自宅では間接照明だけ薄暗かったり、仕事をする為の光度が足りない場合があります。そんな時はデスク照明を購入しましょう!
最近のデスク照明はスタイリッシュで面積も取らないものが多いのでおすすめです!
⑦デスク用テント
もし家族がいて、家の構造上どうしても一人になる事が出来ない場合はデスク用テントがおすすめです。
薄くても一枚仕切りがあるだけで驚くほど集中することができますし、仕事で社外秘の指標などを大画面で見たい時でも安心してモニタに映すことが出来ます。
まとめ
如何でしたでしょうか?
リモートワークが始まってオフィスと環境の違いで業務効率が落ちていたり、ストレスが溜まったりしていませんか?
今回紹介したアイムを取り入れて自宅を最効の仕事空間へ改造してみましょう!
自分で考えた空間の方がもしかしたらお気に入りのスペースになりいつも以上に仕事がはかどるかもしれません。